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函館のガイド特集

函館といえば、明治時代に開港した港町としてその名を知られております。そのため、江戸時代から明治時代にかけて有名な人物が相次いで訪れ、戦争まで繰り広げられました。その舞台となった城跡からご紹介したいと思います。

五稜郭公園

ごりょうかくと呼ぶ、この星形の城はペリー来航から日米和親条約を結んだあとに、時の将軍徳川家定が列強の脅威に対抗するよう、作らせた「防衛軍の陣地」です。１８５７年から９年かけて完成し、幕府時代の最後の役所が置かれました。現在箱館奉行所（昔は函館を箱館と表記していた）が再建され、新たな観光名所となっています。毎年桜の名所でもある五稜郭公園とともに、ぜひ訪れてみたい場所です。五稜郭そのものは城郭だけで、屋敷があるわけではありません。そこで、明治政府によって取り壊されてしまった城郭を利用した野外劇が、現在その歴史を壮大的に表現しています。
詳しいページ→五稜郭タワー

函館野外劇（この函館野外劇は日本語で通訳されていません。）

７月から８月にかけて、金曜日と土曜日に行われる野外での演劇です。場所は五稜郭跡。配役は市民によるもの。北海道に昔から住んでいたアイヌ民族の話からはじまり、１７００年代の貿易船の時代から、ペリーの来航、激動の明治維新と有名な土方歳三、榎本武揚の「箱館戦争」そして明治の大火事から昭和へとその壮大な歴史絵巻が繰り広げられます。なんといっても箱館戦争の時の本物の砲台や本物の騎馬隊など、スケールの大きさは日本最大。夜の静寂にダイナミック照明と爆音が感動的なフィナーレへと導きます。参加者は延べ１万人、７５分間の芝居はいまや日本を代表する劇団四季のスタッフとすっかり馴染み、函館の夏の名物となっています。これを見てからぜひ函館観光へ参りましょう！

函館ベイクルーズ
函館はやはり港町です。商業船や造船所、いくつかの埠頭をみながらわずか１５分のクルーズですが、大人1,000円で楽しめるちょっとオシャレな観光です。金森倉庫まえから出ている金森クルーズはプライベートクルーズの雰囲気が漂い、カップルにはおすすめです（４月から１２月営業）！

函館山

夜景が有名な函館山、ここは海に突き出た岬の小山からのライティングがとても美しい事で有名です。また、函館はイカ釣り漁船の基地でもありますから、あのまばゆい光を放つイカ釣り船が点検しているところも見られるかも知れません。ロープウェーで上った崎は東京タワーとほぼ同じ334mの山頂。
詳しいページ→函館山展望台

ラッキーピエロ
函館市民なら知らない人はモグリでしょう、ご当地ハンバーガー屋さん。土方歳三ホタテバーガー、イカ踊りバーガー、函館スノーバーガーそして一番人気のチャイニーズバーガーと函館に１４店舗ある地元密着ハンバーガー、絶対のおすすめです！話題づくりで有名な名物はたくさんあれど、このラッキーピエロは違う。おいしいので有名です。ご当地バーガー全国１位もゲットしています。
詳しいページ→ラッキーピエロ　ベイエリア本店

戸井まぐろ

函館で、最高のマグロを食べよう！マグロといえば青森の大間、といわれますが戸井町も大間と同じ津軽海峡に面しています。大間のマグロはネームバリューが大きいですが、戸井は「一本釣り」しないために、マグロが暴れず痛みがありません。また、さすが函館だけあって（戸井町は合併により、函館市に編入）イカをエサとしています！これが戸井マグロの甘みを引き出すそうです。６月、７月に獲れる戸井マグロ、函館市内の寿司屋でぜひ味わって下さい。港町なら、うまい魚は逃したらいけません！

夜景とおいしい食の街。それが函館です。