「HOKKAIDO」の魅力を世界へ　花見・花火・紅葉などの季節特集から観光情報、温泉・宿選びなど

北海道といえば「温泉」です。北海道は温泉の数が日本一。全部で251ヶ所の温泉があります。まず温泉について基本的な事を知っておきましょう。

1.脱衣所で服を脱ぎます。
大抵の施設にはコインロッカーがあります。コインロッカーは100円コインを入れると鍵を閉めることができて、鍵を開けると100円コインが戻ってきます。この辺はお分かりですよね。まずは100円コインを忘れずに、コインロッカーへ。

さてこのコインロッカーの前でまず服を脱ぎます。
全裸で他人とお風呂に入る事なんてって思いますよね。
他国の文化という物はすぐには慣れないものですが旅の楽しみでもあります。
ただしココでは実はプライバシーを守りながらちゃんと温泉に入れる方法があります。
それは後で紹介しますね。

2.タオルで隠す。
さてロッカーを鍵で閉めたら、温泉の入り口まで行きましょう。歩くときはタオルで前を隠すようにして下さい。前です。わかりますよね。
日本人でもタオルを２枚もって温泉に入る人もいます。タオルを２枚もつ理由は次で説明致します。
施設の中に入ると湯気が沢山あり、場合によっては暗い時もあります。足元は濡れていますので十分に注意して歩いて下さい。
危険なので決して走ったりしない事。

3.入浴前に必ず身体を洗う。
身体は必ず入浴前に洗って下さい。頭も身体も全部です。
さて先ほどの１枚目のタオルですが、１枚は身体を洗う用に、もう一枚で腰に掛けておくと周りを気にならず洗う事ができます。
浴槽の中にタオルは入れていけませんが、温泉施設の中ではタオルは自由に使っていいのです。

さて身体を洗って入ってもなんか他人と入るのは気になるな〜。なんて思っている海外旅行者の方もいるでしょう。
だけど、温泉の仕組みを知ると安心できると思います。
まず温泉は「常に水が出ていて循環している」という事です。
家の浴槽に例えてみると、浴槽の水が張っている状態でもずーーと蛇口から水が出しっぱなしという事です。
貴方が一人で入っていても、常に温泉の水は循環しています。贅沢でしょ。。。
そして誰も入っていない時でも循環しているのです。

4.さー温泉に浸かりましょう。
さーゆっくり温泉の前までいきましょう。
そして浴槽に入るときにはタオルを浴槽の中に入れてはいけません。
入る寸前に頭の上に乗せて入りましょう。または近くに置くことでも結構です。
ようするに浴槽の中にタオルが入らない状態ならオッケーです。

5.とにかくリラックスを。
温泉に入ったら、リラックスしましょう。
もしもそこが露天風呂なら目を閉じて、風を感じ、自然の音に耳を傾け、ゆっくり大きく深呼吸をして下さい。
小さな悩みも不思議と無くなります。
身体も綺麗になりますが、心も清めるのが温泉です。
※温泉の中をゆっくり移動してもいいですがプールではありませんので泳いではいけません。

6.いろいろな温泉に入ってみましょう。
大きな温泉施設に入ると、いろいろな種類の浴槽があると思います。
例えば「檜風呂」や「水風呂」など。その他には「泡風呂」や「マッサージ風呂」など。
マッサージ風呂などは、ジェット噴水で筋肉をほぐしてくれます。
もちろんサウナもありますので、どうせなら全部試してみましょう。
ただし、「水風呂」と「高温風呂」には注意して下さい。
「水風呂」は冷えた水のお風呂です。サウナに入った後に水風呂に入ります。
ものすごく冷たい水なので決して慣れないうちは入らない方が良いでしょう。
あとは「高温風呂」です。これは通常の温度よりも高い設定の浴槽なので、これも慣れていないと、ただ熱いだけの浴槽になります。

さて、最後にですが最初にお話したプライバシーを守る温泉の事ですが、
それが「家族風呂」と「個室露天温泉」と「貸切温泉」です。
「貸切温泉」はなかなか難しい事なので、「家族風呂」と「個室露天温泉」という言葉を覚えておいて下さい。
どれも他人と合わずに、プライベートで温泉に入れます。だけど。。。。プライベートだけに少し小さめです。

それでは北海道にきたら是非「温泉」を体験して下さいね。
きっと癖になるでしょう。

※温泉のまとめ※
1.100円コインをもつ事。
2.身体を洗ってから入る事。
3.騒がない事。
4.タオルは浴槽に入れない事。
5.いろいろな浴槽に入ってみる事。

最後に。。。。
もしもお気に入りのシャンプーやソープなどあれば、持込みも可能です。
小さめのかご、またはビニール袋に入れて施設に入っても大丈夫です。
大抵はそのかごや袋を置くスペースがありますのでご安心下さい。