- 2014-08-08上士幌町納涼花火大会...
- 2014-08-08なかしべつ夏祭り協賛大平原花火大会...
- 2014-08-05ひまわり花火大会...
- 2014-08-04北海島まつり(鴛泊会場)花火大会...
- 2014-08-03江別地区市民まつり~納涼花火大会...
- 2014-08-03とうま蟠龍まつり...
- 2014-08-03秩父別とんでんまつり...
- 2014-08-03うらうす夏の味覚まつり...
- 2014-08-03くっちゃんじゃが祭り...
- 2014-08-03けんぶち桜岡湖水まつり...
STEP1エリアを選択
STEP2ジャンルを選択
STEP3フリーワード選択
知床(世界遺産)をもっと知ろう
記事の一覧
- 札幌モーターショー2014が開催「札幌モーターショー2014」が今年2月14日(金)~16日(日)の3日間札幌ドームにて開催されます。
- 人気のお土産をご紹介、今回はメロンゼリー、三方六!定番中の定番かもしれませんが今回はご紹介するのは有名なメロンゼリーと三方六です。
- 北海道の温泉を体験しよう。北海道といえば「温泉」です。北海道は温泉の数が日本一。全部で251ヶ所の温泉があります。 まず温泉について基本的な事を知っておきましょう。
- 知床(世界遺産)をもっと知ろう知床が有名になったのはやはり国連はユネスコの「世界自然遺産」に登録されてからでしょう。流氷を楽しめる世界でも屈指の観光地です。
- 北海道の人気の動物園!旭山動物園ユニークな動物の展示方法が世界的に有名になりました。日本ではテレビドラマや映画などの題材にもなった人気の動物園です。ここでは、主なみどころ、行き方、利用料金などの動物園の概要を紹介します。
- 函館-HAKODATEの特集函館といえば、明治時代に開港した港町としてその名を知られております。そのため、江戸時代から明治時代にかけて有名な人物が相次いで訪れ、戦争まで繰り広げられました。その舞台となった城跡からご紹介。
- 北海道最大のイベント さっぽろ雪まつり|SAPPORO SNOW FESTIVAL地元の中高校生が雪像を作ることから始まったイベントは2013年は64回目を迎え、230万人あまりの人々が会場を訪れました。北海道の人々だけでなく、世界各国から訪問客があります。
- 北海道の街と世界の友好都市北海道は世界との交流は多い場所でもあり、市民同士で交流が深い友好都市は世界中にあります。
- 北海道出身の活躍者世界で活躍している北海道出身の人も多い。日本人初のスペースシャトル搭乗者や「鋼の錬金術師」の作者など。またオリンピックで活躍する選手なども北海道出身です。
- 北海道の歴史についてアイヌってご存知ですか?北海道古来の民族です。アイヌは自然と共存することをしてきた我々のご先祖様です。
HOKKAIDOLOVE.com
知床(世界遺産)
知床(しれとこ)とはアイヌ語で「岬」を意味します。岬というなら、北海道のどこにでも知床はあった?実はその通りで、実際に江戸時代に北海道、当時の蝦夷の魚場を牛耳っていた松前藩の資料には「知床」という地名が出てきます。実はこれは今の白老(しらおい)で、アイヌの数少ないチセ(かやぶきの家)があるところ。つまり、知床とは地名ではなくて、地面から突き出た半島のようなところ、という意味なんですね。
「世界自然遺産」に登録
そんな知床が有名になったのはやはり国連はユネスコの「世界自然遺産」に登録されてからでしょう。なぜ、ここが世界で注目を浴びるのか、それはまず「イタリアのローマと同じような緯度」で流氷が来る、という奇跡的な場所だから!なのです。知床は日本のどの場所とも似ていない季節に生きています。そして、人間が立ち入りできる自然としては、本当に奇跡的な場所です。
もし、あなたが北海道の広々とした大自然を求めてやってくるのでしたら、知床よりも十勝地方や羊蹄山山麓のほうがぴったりでしょう。思わず両手を広げてみたくなるようなパノラマに出合えます。
ですが、もしあなたが、自然の本物のドラマを体験したいのなら、知床に足を踏み入れて下さい。そこで気づくことは全て人間の小さな想像を超えているのです。知床は北海道を知り尽くした人が行ける場所なのかもしれません。
美しさを一通り観光するなら、知床五湖
まず、その美しさを一通り観光するなら、知床五湖を尋ねましょう。春から秋にかけては斜里町から歩いて行ける「知床五湖」はおさえておきたいポイントです。5つの湖それぞれに知床連山が写りこんでいく湖面、そこまでのウォーキングコースは丸太の遊歩道で完全に湿原の上から回る事ができます。間近にエゾシカに出合えることはむろん、季節によってはヒグマの親子に出合えることも珍しくありません。人間の世界と完全に分けられて住んでいるため、知床ではヒグマの生態を見る事ができます。
そして、ワイルドネイチャー派に最もおすすめしたいのが「羅臼(らうす)ビジターセンター」です。国後島が目の前に見える根室海峡を走り、羅臼町から少し内陸にはいると見えて参ります。行き方には工夫が必要。11月から4月の半年間は標津(しべつ)方向から北上して、羅臼へ向かいましょう。5月から10月いっぱいは知床横断道路が開通しますので、オホーツク海のウトロ方向からも行く事ができます。ここでは、どこでどんな動物に出合えるかをリサーチすることができます。
自然の中に人は生きていると実感できる場所
羅臼ビジターセンターでは、人間が訪問者であることを認識しましょう。ここには知床の王者、ヒグマが実際に鮭を海岸で捕らえて食いちぎる様は、圧倒されますし、その堂々とした姿は、思わずオ〜と感動さえしてしまいます。ここには、2005年の2月に打ち上げられたシャチの骨格が展示されています。これは12頭ものシャチが流氷の堅い氷に閉じ込められ、そのうちで最大の全長8m、体重6.6トンの骨格が展示されているのです。海のギャング、シャチはなんとツチクジラを集団で襲い、食べ尽くします。また、オオワシの姿は圧巻です。猛禽類は冬場に北海道に渡ってきますので、流氷の時(1月後半から2月中旬)に観光に来られるとよいでしょう。身長180センチの男性が両手を広げるくらいの大きさ、これが成鳥のオオワシの両翼。最大で3mにもおよぶその大きさの猛禽類が海に突っ込んで行く様は、まさに狩人です。オオワシは攻撃的な性格で、その行動範囲の大部分はカムチャッカ半島から知床まで、と言われています。鮭の遡上、鱈、カモメまでを攻撃するところが、知床で見られるのです。オジロワシは少し小型で、翼長2m。ウトロからは樹木に停まっているところがよくみられます。お互い頭を小競り合いしていたり、愛嬌のある姿がオオワシとは違うところを発見できるのです。
おすすめのスポットはプユニ岬とウトロ、弁財崎です。特に、プユニ岬はオホーツク海のくぼみが小高い場所から眺められます。知床の流氷のなかには「パンケーキ」と呼ばれる蓮の葉のような氷が浮かんできます。これが集まって一つの氷になりますが、こうした氷の変化が見られるのも、知床ならではです。
夏場はヒグマやアザラシなどを洋上から見る事をおすすめします。ウトロからクルーズ船や遊覧船が出ていますが、事前に電話で予約をした方がよいでしょう。クルーズ船ですが、小さな船ですので知床の入り江や海岸近くまで遊覧してもらえます(揺れること、値段が結構すること、キャンセルできないことに注意)。ヒグマやエゾシカ、イルカ、クジラ、アザラシなどは知床の切り立った崖からではなく、洋上からのほうが生態がよくみえるのです。大型の遊覧船では岸辺にクマが降りて来るときしか寄ってくれません。ただ、大型船の場合は揺れませんので、船に弱い方はよいでしょう。約4時間、あるいは1時間半とコースが分かれます。(知床遊覧船おーろら号)大人3,100円と6,500円(コース別)の料金。ゆっくり進みますので必ず双眼鏡かデジカメの望遠レンズがあると便利。ただ、クルーズも遊覧船も天気には勝てません。折角の行楽も、必ずヒグマやイルカウオッチングとは保証できない事は覚悟して下さい。なお、4月の終わりから10月後半までが営業ですが、クルーズ船は急に運休になることもあります。ただ、ウトロには5社ほどクルーズ船の会社がありますので、別の会社を紹介してくれます。ぜひ、動物園とは違う、その自然の厳しさに触れてご覧下さい。